<この話のさいしょから：「ショナルガオンに1人で行ってきた」>


次の電車いつ来るか分かんないし、切符売り場の人もいつ帰ってくるか分からないから売場の前で待っておくしかないよね。
電車は出たばっかりだったので、ほとんど切符買うのに待ってる人いなかったんだけど…
 




待ち始めて1時間くらい経つ頃には周りは人でいっぱいになった。

人だかりに外国人女性がポツンといるのも目立ってしまうため、待ち時間にいろんな人に声かけられたり、物乞いにねだられたり…

申し訳ないのですが私はどこの国へ行っても物乞いには、子どもであろうとも何もあげません。
あげていたらキリがないので…。

でもバングラデシュの人々って貧困層が多いはずなのに、物乞いの人にお金を渡す人多いんです。

かなり心苦しかった

まわりは人だかりなのでほとんど身動きが取れない。
男だらけだ…

スマホ持って自転しながら撮ったけど、これよう撮ったなと今では思う。

そして切符売り場の人が戻ってきたとたん、後ろから押されまくった。

「ぎょええええええええええ！！！！」

ってゆー声がホントに出た。
だがその声は誰にも届かない。

さっきまで気さくに声かけてきたおっちゃん達も切符買うために押しつ押されつ。

とッ…とにかく切符買わなきゃ！！
お金！？金額いくら？？

<つづく>



きこりん